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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(33=露/米)に対し、このほどWBAが同じ階級の同団体レギュラー王者ユルゲン・ブレーマー(37=独)との対戦を命じた。コバレフはWBAではスーパー王者に認定されている。
セルゲイ・コバレフ
WBAはスーパー王者に対して18ヵ月の指名試合期限を設けて優遇しているが、14年11月に昇格したコバレフは今年5月でリミットを超えたことになる。コバレフは今月11日にアイザック・チレンバ(マラウィ/南ア)を判定で下して8度目の防衛に成功したばかりで、11月19日には元世界スーパーミドル級王者アンドレ・ウォード(米)との大一番が内定している。31戦30勝(26KO)1分。一方、サウスポーのブレーマーは13年12月に戴冠後、自国内で6度の防衛を重ねている。50戦48勝(35KO)2敗。両陣営の交渉期間は30日とされ、まとまらなければ入札によって興行権が決まる。ウォード戦に向けコバレフ陣営の判断が注目される。