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前WBC世界ミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(25=メキシコ)は13日、既報のとおり契約不履行があったとして前プロモーターに850万ドル(約9億円)の支払いを命じられた。これを受け現在のプロモーターであるゴールデンボーイ・プロモーションズのエリック・ゴメス副社長は「私たちは将来的なことを考えている」と話し、次戦が9月に計画されていることも明かした。
サウル・カネロ・アルバレス
アルバレスは前プロモーターのフェリックス・サバラ・ジュニア氏に大金を払う義務を負ったが、判決が出たことでリング外の闘争にひと区切りがついたともいえる。期待されたゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)との頂上決戦に向けた大きな障壁がなくなったという見方もできよう。ゴメス氏は「(ゴロフキン陣営の)トム・ローフラー常務と何回か話したところだ。きょう(15日)も彼から電話が入る予定だ。これからも交渉は続けていくよ」と話している。アルバレスの次戦に関してゴメス氏は「9月には試合をするだろう」とも。ただし、その相手がゴロフキンかどうかは定かではない。