海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
昨年5月、ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)の持つWBA世界ミドル級王座に挑んで善戦しながらも6回TKO負けを喫したウィリー・モンロー・ジュニア(29=米)は11日(日本時間12日)、米国ニューヨーク州ベローナでジョン・トンプソン(27=米)を相手に13ヵ月ぶりの再起戦に臨んだ。
ウィリー・モンロー・ジュニア
昨年10月、リアム・スミス(英)とのWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦で7回TKO負けを喫しているトンプソンにとっても再起戦だったが、サウスポーのモンローは2度のダウンを奪って勝利をものにした。96対92、95対93と二者のスコアが接近していたのに対し、もうひとりは99対89と大差だった。モンローは22戦20勝(6KO)2敗、トンプソンは20戦17勝(6KO)3敗。
このほか11日には米国カリフォルニア州エルモントでは元WBA世界スーパーバンタム級王者リコ・ラモス(米)が、ジャスティン・サビ(ベニン)から初回にダウンを奪って79対72(二者)、77対74の8回判定勝ちを収めた。11年7月に下田昭文(帝拳)を7回KOで破って戴冠を果たし、半年後にギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)に6回KO負けを喫しているラモスは、以後8戦4勝4敗だったが、これでひとつ勝ち越した。30戦25勝(12KO)5敗。サビは36戦28勝(18KO)6敗2分。
また、ナミビアで行われたWBA世界スーパーバンタム級暫定タイトルマッチの際には、同国出身の元WBA世界ライト級王者パウルス・モーゼスが出場したが、偶然のバッティングが原因でトンプソン・モクワナ(南ア)と1回無効試合という不本意な結果に終わった。38歳のモーゼスは40戦36勝(22KO)3敗1無効試合、モクワナは33戦21勝(12KO)10敗1分1無効試合。