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五輪2大会出場の実績を持ちプロ転向後は9戦全KO勝ちでライトヘビー級のWBA4位、WBC6位、IBF2位、WBO4位にランクされるアルツール・ベテルビエフ(31=露/カナダ)は4日(日本時間5日)、カナダのモントリオールでエセキール・オズワルド・マデマ(29=亜)と対戦した。
08年北京、12年ロンドン大会と五輪連続出場のベテルビエフに対し、マデマも北京五輪や07年世界選手権に出場した実績を持っている。プロでも25戦23勝(15KO)2敗の戦績を収めているだけに、ベテルビエフにとっても楽観視できない相手と思われた。しかし、ベテルビエフは南米の強豪を問題にしなかった。3回に2度のダウンを奪い、続く4回にも2度のダウンを追加。相手陣営に棄権のタオルを投入させた。NABA北米ライトヘビー級王座の3度目の防衛を果たし、プロ転向後10連続KO勝ちを収めたベテルビエフは、年内にも世界挑戦を狙っている。