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拳を痛めたWBC世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(30=帝拳)の戦線離脱にともなう暫定王座決定戦が11日(日本時間12日)、米国ニューヨーク州ベローナで行われる。当初は1位のデジャン・ズラチカニン(32=モンテネグロ)対2位のエミリアノ・マルシリ(39=イタリア)のカードが予定されていたが、5月末になってマルシリが体調不良を理由に辞退。これを受け代役として5位のフランクリン・ママニ(29=ボリビア)が出場することが決まった。
代役出場が決まったママニは南米ボリビアの首都ラパスをホームにしている選手で、自国を出て戦うのはこれが3度目となる。24戦21勝(12KO)2敗1分。サウスポーのズラチカニンは21戦全勝(14KO)。モンテネグロとボリビアの選手が世界戦のリングで対峙することは珍しく、どちらが勝っても出身国に初の世界王座をもたらすことになる。