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VADA(任意の反ドーピング協会)は5月31日、ドーピング違反のためデオンタイ・ワイルダー(30=米)への挑戦を延期したWBC世界ヘビー級1位アレクサンデル・ポベトキン(36=露)から新たに採取した尿の検査をした結果、陰性だったことを明らかにした。
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アレクサンデル・ポベトキン
ポベトキンは5月21日にワイルダーに挑戦するはずだったが、4月27日にVADAが行った検査で禁止薬物メルドニウムの成分が検出されたため、試合6日前に延期が決まった。ポベトキン陣営は「禁止が決定した昨年9月以降はメルドニウムの摂取をしていなかった」と主張。これを受け新たに5月17日に検査が行われ、このほど陰性であることが確認された。ポベトキンは前後6度の検査に応じたが、陽性反応を示したのは1度だけだという。WBCはワイルダー対ポベトキンを「延期」と発表したが、ワイルダー側は「中止」と主張し、ワイルダー側は「指名挑戦権は維持」と唱えており、今後のWBCの判断が注目される。