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3階級制覇の実績を持つ元世界王者で、現在はWBC世界フェザー級10位にランクされるフェルナンド・モンティエル(37=メキシコ)は4月30日(日本時間5月1日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでWBC同級22位のホルヘ・ララ(25=メキシコ)と対戦したが、初回に4度もキャンバスを這いわずか97秒でKO負けを喫した。
アンドレ・ベルト(米)対ビクター・オルティス(米)の再戦の前座として行われたこの試合、モンティエルはサウスポーのララの右を食らって最初のダウンを喫すると、2度目、3度目と立て続けにキャンバスに落ちた。最後も右を浴びてダウン。ここでレフェリーが試合を止めた。「若手の踏み台にはならない」と強気の姿勢で臨んだモンティエルだったが、時代が終わったことを思い知らされる結果になった。殊勲のララは30戦28勝(20KO)2分。5年前のノニト・ドネア(比/米)に続くプロ2度目のKO負けを喫したモンティエルは62戦54勝(39KO)6敗2分。昨年10月、リー・セルビー(英)の持つIBF世界フェザー級王座に挑んで判定負けを喫したのに続く敗北となり、今後のキャリアに黄信号が灯った。