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IBFはウェルター級2位のエロール・スペンス(26=米)と3位のコンスタンチン・ポノマレフ(23=露)に対し、挑戦者決定戦を行うよう指令を出した。勝者がIBF同級王者ケル・ブルック(29=英)への挑戦権を手にする。
エロル・スペンス
サウスポーのスペンスは12年ロンドン五輪に出場後にプロ転向を果たし、20戦全勝(17KO)の快進撃を続けている。スパーリングで手合わせしたフロイド・メイウェザー(米)が「私の後継者はこの男」と太鼓判を押した逸材だ。先週16日には元WBO世界スーパーライト級王者のクリス・アルジェリ(米)を3度倒して5回TKOで一蹴している。対するポノマレフは10年4月のプロデビューから30連勝(13KO)をマークしているホープで、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)と同じアベル・サンチェス・トレーナーに師事している。2年ほど前から主戦場を米国に移し、NABF北米王座を獲得。今月9日にはマニー・パッキャオ(比)対ティモシー・ブラッドリー(米)の前座で10回判定勝ちを収めている。スペンスがアル・ヘイモン氏傘下でポノマレフがトップランク社の契約選手ということで、試合の前にまずは交渉の行方が注目される。