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IBF世界ヘビー級王者チャールズ・マーティン(29=米)の初防衛戦が4月9日、アンソニー・ジョシュア(26=英)を相手に英国ロンドンで行われることになっているが、その勝者に対する指名挑戦者決定戦のカードも決まった。5位のカルロス・タカム(35=カメルーン/仏)対6位のジョセフ・パーカー(24=ニュージーランド/米)が拳を交えるもので、boxingscene.comは5月ごろの開催が有力と報じている。
この3ヵ月、IBFのヘビー級王座を巡る動きは複雑かつ急だ。昨年11月28日にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)からタイソン・フューリー(英)に持ち主が変わったが、新王者がIBFの指名挑戦を拒否したため10日後に王座は空位になった。それを受けて行われた今年1月16日の決定戦ではビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)が膝を痛めて途中棄権。こうして棚から落ちてきたベルトをマーティンがキャッチしたという経緯がある。一方、指名挑戦者決定戦は当初ジョシュア対タカムという組み合わせだったが、ジョシュアがいきなりマーティンに挑むことになったためカードが変更されることになった。そこで浮上してきたのがパーカーだった。
このパーカーは11年世界選手権に出場するなどアマチュアで活躍後、12年7月にプロデビュー。以来、18戦全勝(16KO)の快進撃を続けている。OPBF王座、PABA王座をはじめWBOオリエンタル、WBAオセアニア、WBCユーラシア・パシフィック、WBOアフリカといった馴染みのない王座を獲得してランキングを上げてきた。対するタカムは36戦33勝(25KO)2敗1分のベテランで、14年10月にアレクサンデル・ポベトキン(露)に10回KO負け後は3連勝(2KO)を収めている。この両者の挑戦者決定戦は5月にニュージーランドで行われる可能性が高いという。勝者には来年1月15日までにIBF王座への挑戦が約束される。
このパーカーは11年世界選手権に出場するなどアマチュアで活躍後、12年7月にプロデビュー。以来、18戦全勝(16KO)の快進撃を続けている。OPBF王座、PABA王座をはじめWBOオリエンタル、WBAオセアニア、WBCユーラシア・パシフィック、WBOアフリカといった馴染みのない王座を獲得してランキングを上げてきた。対するタカムは36戦33勝(25KO)2敗1分のベテランで、14年10月にアレクサンデル・ポベトキン(露)に10回KO負け後は3連勝(2KO)を収めている。この両者の挑戦者決定戦は5月にニュージーランドで行われる可能性が高いという。勝者には来年1月15日までにIBF王座への挑戦が約束される。