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12年ロンドン五輪バンタム級米国代表で、現在はWBC世界フェザー級13位にランクされるジョセフ・ディアス(23)が3月26日、世界挑戦の経験を持つWBC同級24位のジェイソン・べレス(27=プエルトリコ)と米国カリフォルニア州オークランドで対戦することになった。
サウスポーのディアスは五輪では2回戦敗退だったが、その前年の世界選手権ではオスカル・バルデス(メキシコ=現WBO世界フェザー級1位)にポイント勝ちを収めてベスト8に食い込んでいる。12年12月にプロ転向後は19戦全勝(11KO)と順調に勝利を重ねてきた。昨年はレネ・アルバラード(ニカラグア)、ルーベン・タマジョ(メキシコ)といった元世界ランカーを連破し、12月にはNABF北米王座も獲得している。対するべレスはミゲール・コット(プエルトリコ)の秘蔵っ子として知られた長身選手だが、14年9月の世界初挑戦では当時のIBF王者イフゲニー・グラドビッチ(露/米)と引き分けに終わった。昨年11月、ロニー・リオス(米)に10回判定負けを喫しており、こちらは再起戦となる。25戦23勝(16KO)1敗1分。なお、この日のメインカードでは元WBA、WBC世界スーパーミドル級王者アンドレ・ウォード(米)対IBF1位サリバン・バレラ(キューバ/米)戦が組まれている。
ロンドン五輪組は、スーパーヘビー級金メダリストのアンソニー・ジョシュア(英)が4月9日にIBF王座に挑戦することが決まるなど、今年になって続々と勝負に出てきた感が強い。ディアスはベレスを突破することができるか。
ロンドン五輪組は、スーパーヘビー級金メダリストのアンソニー・ジョシュア(英)が4月9日にIBF王座に挑戦することが決まるなど、今年になって続々と勝負に出てきた感が強い。ディアスはベレスを突破することができるか。