海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA世界ライトヘビー級王者ユルゲン・ブレーマー(37=独)は、3月12日に同級9位のトーマス・オースズイゼン(27=南ア)を相手にドイツのノイブランデンブルクで6度目の防衛戦を予定していたが、挑戦者陣営が辞退を申し入れてきたため相手を変更して挙行することになった。
ユルゲン・ブレーマー
オースズイゼンは27戦25勝(14KO)2分の好戦績を誇るサウスポーで、本来ならば昨年11月にブレーマーに挑戦するはずだった。しかし、王者が拳を痛めたため3月に延期されていた。いまは1ヵ月半後に迫った大舞台に向け挑戦者は集中トレーニングに入っていたはずだが、どうやら素行に大きな問題があったらしい。これまでも酒や暴力、ストリート・ファイトなどで手を焼いてきた元世界ランカーのハロルド・ボルブレッチ・トレーナーがとうとう匙を投げ、ロドニー・バーマン・プロモーターに現状を報告。これを受けたバーマン氏が王者陣営に挑戦辞退を申し出たというのだ。大きなお灸といえそうだ。なお、ブレーマー陣営は新たに挑戦者を探して3月12日に防衛戦を行う予定だという。