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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(32=露/米)は30日(日本時間31日)、カナダのモントリオールで元WBC王者ジャン・パスカル(33=ハイチ/カナダ)の挑戦を受ける。10ヵ月前にパスカルを8回TKOで下しているコバレフは「前戦でストップしてくれたレフェリーに彼は感謝の言葉を忘れている」と皮肉り、返り討ちに揺るぎない自信をみせている。
セルゲイ・コバレフ
両者は昨年3月、今回と同じモントリオールのベル・センターで拳を交え、3回にダウンを奪ったコバレフが8回TKOで打撃戦を制した。敗れたパスカルは「ストップが早い」と抗議したが、同調する者は皆無だった。今秋にはアンドレ・ウォード(米)戦が計画されているコバレフにとって、今回のパスカルとの再戦は通過点とみられている。それだけにもうひとつモチベーションが上がらないのか「なぜパスカルのことを意識しなければならないのか? 彼のことなんか考えていないよ。私は自分の進む道について考えている」と話し、そのうえで「でも、彼には前回以上に高い目的意識があると思う。新しいトレーナーと組んだが、リングの中では何も変わらないだろう。返り討ちにする準備はできている」と自信をみせている。
これに対しパスカルはコバレフとの初戦後にフレディ・ローチ・トレーナーと組み、7月の再起戦を挟んでリマッチに臨む。能弁で知られる挑戦者は「コバレフは私のことを大口叩きだというが、彼の方が口数が多い。私のキャリアを終わらせるって? 前回よりも早くKOするって? 私は自分の仕事をやり遂げてみせるよ。すごくハードなトレーニングを積んできたんだ」と雪辱に向けて意気込んでいる。
通算7度目の防衛を狙うコバレフは29戦28勝(25KO)1分。11年5月にバーナード・ホプキンス(米)にWBC王座を明け渡して以来約5年ぶりの返り咲きを狙うパスカルは35戦30勝(17KO)3敗1分1無効試合。オッズは12対1でコバレフ有利と出ている。
これに対しパスカルはコバレフとの初戦後にフレディ・ローチ・トレーナーと組み、7月の再起戦を挟んでリマッチに臨む。能弁で知られる挑戦者は「コバレフは私のことを大口叩きだというが、彼の方が口数が多い。私のキャリアを終わらせるって? 前回よりも早くKOするって? 私は自分の仕事をやり遂げてみせるよ。すごくハードなトレーニングを積んできたんだ」と雪辱に向けて意気込んでいる。
通算7度目の防衛を狙うコバレフは29戦28勝(25KO)1分。11年5月にバーナード・ホプキンス(米)にWBC王座を明け渡して以来約5年ぶりの返り咲きを狙うパスカルは35戦30勝(17KO)3敗1分1無効試合。オッズは12対1でコバレフ有利と出ている。