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クルーザー級とヘビー級の元世界2階級制覇王者デビッド・ヘイ(35=英)は16日(日本時間17日)、英国ロンドンのO2アリーナでWBA世界ヘビー級10位のマーク・デ・モーリ(33=豪/クロアチア)と対戦し、初回2分11秒TKO勝ちを収めた。
12年7月以来3年半ぶりのリングに上がったヘイは、左腕を下げた独特の構えからジャブを放って先制。ラウンド半ばには守勢のデ・モーリに右フックを浴びせてダメージを与え、これを機に一気に連打してダウンを奪った。レフェリーはカウント途中で試合終了をジェスチャーで示し、ヘイの勝利を告げた。敗者が試合後に病院に直行するほどの痛烈なKOだった。29戦27勝(25KO)2敗にレコードを伸ばしたヘイは、かつて自身の負傷で対戦が2度キャンセルされたタイソン・フューリー(英=現WBA&WBO王者)との対戦を望んでいる。デ・モーリは34戦30勝(26KO)2敗2分。