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ヘビー級のダブル世界戦を2日後に控えた14日(日本時間15日)、WBC王者のデオンタイ・ワイルダー(30=米)、挑戦者のアルツール・スピルカ(26=ポーランド)、空位のIBF王座決定戦に出場するビャチェスラフ・グラツコフ(31=ウクライナ)とチャールズ・マーティン(29=米)の4選手が米国ニューヨークで会見に臨んだ。この2試合は16日(日本時間17日)、ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる。
デオンタイ・ワイルダー
王座獲得からちょうど1年、3度目の防衛戦を迎えるワイルダーは「私は飢えているし、覚悟も持っている。これは注目のカードだと思う。ヘビー級の世界戦が2試合も組まれているのだからね。私はベルトの絵柄をタトゥーにするほどWBC王者であることに誇りを感じている。そのベルトはどこにも行かないだろう。私はもっと多くのベルトがほしいが、そのためには時間がかかりそうだ。私の相手には幸運が必要だと思われるので、それを祈るよ」と余裕をみせた。これに対しポーランド初の世界ヘビー級王者を狙うサウスポーのスピルカは「彼はいろんなことを言うが、それをリング外ではなくリングの中で証明する必要がある。私は激しい戦いを挑むつもりだ。そして試合後には『世界ヘビー級新チャンピオン』というコールを聞くことになるだろう」と王者を挑発した。戦績はワイルダーが35戦全勝(34KO)、スピルカが21戦20勝(15KO)1敗。オッズは7対1でワイルダー有利と出ている。
タイソン・フューリー(英)が剥奪されたIBF王座を争う08年北京五輪スーパーヘビー級銅メダリストのグラツコフは、「すべては私が世界王者になるための巡り合わせさ。チャールズ(マーティン)は大柄なサウスポーだが、実績がない。私の過去の経験が生きる試合になると思う。すべてのベルトを手にする夢に向けた第一歩になるだろう」と自信をみせた。22戦21勝(13KO)1分。一方、12月に予定されたドミニク・ブリージール(米)戦をキャンセルして大舞台に上がることになったマーティンは「幸せを感じるとともに興奮している。土曜日の試合が楽しみだし、自分の戦いになると信じている。彼(グラツコフ)はいろいろ言っているが、本当にそうなるかどうか疑問だね」とやり返した。23戦22勝(20KO)1分。オッズはグラツコフ有利と出ているが、数字は9対7と接近している。
タイソン・フューリー(英)が剥奪されたIBF王座を争う08年北京五輪スーパーヘビー級銅メダリストのグラツコフは、「すべては私が世界王者になるための巡り合わせさ。チャールズ(マーティン)は大柄なサウスポーだが、実績がない。私の過去の経験が生きる試合になると思う。すべてのベルトを手にする夢に向けた第一歩になるだろう」と自信をみせた。22戦21勝(13KO)1分。一方、12月に予定されたドミニク・ブリージール(米)戦をキャンセルして大舞台に上がることになったマーティンは「幸せを感じるとともに興奮している。土曜日の試合が楽しみだし、自分の戦いになると信じている。彼(グラツコフ)はいろいろ言っているが、本当にそうなるかどうか疑問だね」とやり返した。23戦22勝(20KO)1分。オッズはグラツコフ有利と出ているが、数字は9対7と接近している。