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元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート(37=メキシコ)が、4年3ヵ月ぶりに戦線復帰することになった。カムバック戦は元世界ランカーのホルヘ・パエス・ジュニア(28=メキシコ)を相手に3月5日、メキシコシティで予定されている。
マルガリートは02年から09年にかけてウェルター級でWBO王座、IBF王座、WBA王座を獲得するなど活躍。その後、10年にはマニー・パッキャオ(比)に判定負け、翌年12月にはウェルター級時代に初黒星を与えたミゲール・コット(プエルトリコ)に9回終了TKOで雪辱を許し、その試合を最後に引退した。180センチの長身から繰り出す連打で押しまくる好戦派で、耐久力にも定評があった。47戦38勝(27KO)8敗1無効試合。復帰戦の13日後には38歳の誕生日を迎える。対戦相手として予定されているパエス・ジュニアは同名の元世界王者の息子として知られ、昨年5月にはWBA世界スーパーライト級暫定王座に挑んだが、ホセ・ベナビデス(米)に12回TKO負けを喫した。8月には再起を果たしたが、11月には10回判定負けを喫している。49戦39勝(23KO)7敗2分1無効試合。