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WBOは同団体のスーパーフライ級王者、井上尚弥(22=大橋)に対し、2位のダビド・カルモナ(24=メキシコ)との防衛戦を行うよう10日付で指令を出した。交渉期間は10日間となっている。
10日付のWBOのオフィシャル・ホームページによると、WBOは井上側とカルモナのプロモーター、オールスター・ボクシングに対して指令を出したとしており、両陣営の交渉がまとまらなかった場合はプエルトリコのWBO本部で興行権入札が行われるという。その場合の裁定提示額は10万ドル(約1180万円)と記されている。カルモナは09年7月にプロデビュー後、27戦20勝(8KO)2敗5分の戦績を残している。13年12月には井上の前の王者オマール・ナルバエス(亜)に挑戦したが、7回TKO負けを喫している。
井上は14年12月、そのナルバエスを2回KOで下して王座を獲得したが、右拳を痛めたため約1年、防衛戦を行うことができなかった。その間、WBOはワルリト・パレナス(比)とカルモナで暫定王座決定戦を行ったが、引き分けという結果に終わった。傷が完治した井上は昨年12月29日にパレナスの挑戦を受け、2回TKOで一蹴したばかりだ。井上陣営はパレナス戦後の会見で次戦について、「オプションを持つ前王者ナルバエスの挑戦を受ける可能性が高い」と明かしていた。今回の件について大橋秀行会長は「昨年秋の時点でWBOからはパレナスかカルモナ、どちらと戦ってもいいと言われ、カルモナ側が断ってきたのでパレナスを選択した。ナルバエスとの再戦のプランもあり、まだどちらともいえない」と話している。ナルバエスとの再戦になるのか、それともカルモナ戦になるのか、リング外の動きにも注目したい。
井上は14年12月、そのナルバエスを2回KOで下して王座を獲得したが、右拳を痛めたため約1年、防衛戦を行うことができなかった。その間、WBOはワルリト・パレナス(比)とカルモナで暫定王座決定戦を行ったが、引き分けという結果に終わった。傷が完治した井上は昨年12月29日にパレナスの挑戦を受け、2回TKOで一蹴したばかりだ。井上陣営はパレナス戦後の会見で次戦について、「オプションを持つ前王者ナルバエスの挑戦を受ける可能性が高い」と明かしていた。今回の件について大橋秀行会長は「昨年秋の時点でWBOからはパレナスかカルモナ、どちらと戦ってもいいと言われ、カルモナ側が断ってきたのでパレナスを選択した。ナルバエスとの再戦のプランもあり、まだどちらともいえない」と話している。ナルバエスとの再戦になるのか、それともカルモナ戦になるのか、リング外の動きにも注目したい。