海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
スーパーバンタム級の英国ライバル対決が正式決定した。IBF王者カール・フランプトン(28)対WBA王者スコット・クイッグ(27)の王座統一戦は来年2月27日、英国マンチェスターで行われることになった。会場はクイッグの地元バリーから20キロほどのマンチェスター・アリーナ。
対決が正式決定し、それぞれのベルトを携えた両者は2日にテレビ局で対面した。昨年9月にIBF王座を獲得し、2度の防衛を果たしているフランプトンは「長いこと待ち望んだ試合で、なによりも私自身が希望した戦いだ。私こそが正当な王者であり、だから私は彼の地元に乗り込むんだ。2月27日、誰が本当の王者であるか証明されるだろう。私はスタイリッシュに戦うつもりだ」と意気込みを口にした。21戦全勝(14KO)。
これに対し12年11月に王座(当時は暫定)を獲得後、6度の防衛を重ねているクイッグは、「2月27日は私の人生で最良の日になる。これは大きなスポーツのイベントだ。マンチェスターで王座を統一できるのだから最高だよ」と、こちらも自信満々だ。33戦31勝(23KO)2分。オッズは13対8でフランプトン有利と出ており、クイッグの勝利には2倍の配当がついている。
この試合は以前から下交渉が続けられてはいたが、フランプトンが北アイルランドのベルファスト、クイッグがイングランドのマンチェスターを主戦場にしていることなどがネックになって妥協点が見つけられずにいた。しかし、フランプトン側のバリー・マクギガン・プロモーターとクイッグ側のエディ・ハーン・プロモーターが根気強く交渉を重ねて実現することになった。IBFはこの階級の正統的なWBA王者はスーパー王者であるギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)だとして統一戦とは認めない方針だったが、先月末にリゴンドーが“休養王者”に格下げされたことで障害はなくなった。ただし、WBAはフランプトン対クイッグの勝者に対して5月1日までにリゴンドーとの対戦を義務づけており、また、IBFは和氣慎吾(古口)が指名挑戦者として待機しているため、その先はどうなるか不透明な部分もある。
これに対し12年11月に王座(当時は暫定)を獲得後、6度の防衛を重ねているクイッグは、「2月27日は私の人生で最良の日になる。これは大きなスポーツのイベントだ。マンチェスターで王座を統一できるのだから最高だよ」と、こちらも自信満々だ。33戦31勝(23KO)2分。オッズは13対8でフランプトン有利と出ており、クイッグの勝利には2倍の配当がついている。
この試合は以前から下交渉が続けられてはいたが、フランプトンが北アイルランドのベルファスト、クイッグがイングランドのマンチェスターを主戦場にしていることなどがネックになって妥協点が見つけられずにいた。しかし、フランプトン側のバリー・マクギガン・プロモーターとクイッグ側のエディ・ハーン・プロモーターが根気強く交渉を重ねて実現することになった。IBFはこの階級の正統的なWBA王者はスーパー王者であるギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)だとして統一戦とは認めない方針だったが、先月末にリゴンドーが“休養王者”に格下げされたことで障害はなくなった。ただし、WBAはフランプトン対クイッグの勝者に対して5月1日までにリゴンドーとの対戦を義務づけており、また、IBFは和氣慎吾(古口)が指名挑戦者として待機しているため、その先はどうなるか不透明な部分もある。