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WBC世界スーパーウェルター級1位、IBF2位のジャーメル・チャーロ(25=米)は10月31日(日本時間11月1日)、米国テキサス州ヒューストンで元WBA同級王者ジョアシム・アルシン(39=ハイチ/カナダ)と対戦し、6回TKO勝ちを収めた。現IBF同級王者ジャーモールの双子の弟でもあるチャーロは、これで27戦全勝(12KO)。
パンチャー型の兄とは異なりスピードとテクニックを身上とするジャーメル・チャーロだが、この日は打たれ脆いアルシンから6回にダウンを奪い、再開後に連打をまとめてストップに持ち込んだ。1日から始まったWBC総会で、すでに引退を表明しているスーパーウェルター級王者フロイド・メイウェザー(米)の処遇が決まるため、チャーロが王座決定戦に出場する可能性が高くなっている。08年7月に世界王座から陥落したアルシンは、その試合を含め最近の15戦は5勝(2KO)8敗2分と不振が続いている。