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ミドル級のWBAスーパー王座、WBC暫定王座、IBF王座を持つGGG(トリプル・ジー)、ゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)は今月17日、米国ニューヨークでデビッド・レミュー(26=カナダ)に8回TKO勝ちを収めたが、その勢いそのまま評価が上昇している。
ゲンナディ・ゴロフキン
史上2位の15連続KO防衛を含む戦績は34戦全勝(31KO)、KO率は91%を超える。目下21連続KO勝ちとゴロフキンは手のつけられない強さを見せつけている。先のレミュー戦は強打だけでなく洗練されたスキルも発揮、まったく危なげなくIBF王者を屠った。
そのゴロフキンはWBCから11月21日のミゲール・コット(プエルトリコ)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の勝者との対戦を義務づけられているが、どちらが勝ち上がってもゴロフキン有利は動かないようだ。すでにオンラインカジノoddschecker.comのブックメーカーは近い将来の実現可能カードの想定オッズを出しており、ゴロフキン対コットが5対1、ゴロフキン対アルバレスが4対1、いずれもゴロフキン有利となっている。コットの勝利は3.5倍、アルバレスの勝利は3倍と出ている。このほかゴロフキン対WBO王者アンディ・リー(英)は41対1となっている。試合もオッズも相手を圧倒している状態だ。