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WBA選手権委員会はこのほど、同団体のスーパーフェザー級暫定王者エマヌエル・ロペス(25=メキシコ)の王座を剥奪した。指定する期間内の防衛戦履行義務に応じられないことが理由だという。
ロペスは今年3月、世界的な実績が皆無のカルロス・パディリャ(コロンビア)との決定戦を制して暫定王座を獲得。6月には初防衛に成功した。しかし、マネージャーとプロモーターのトラブルのため次戦まで間が空くことが確実となり、今回の措置となった。一方、これより前にWBAは3位のハスリール・コラレス(パナマ)が暫定王座決定戦を行うことも認定していたため、一時は暫定王座が重複する可能性があった。今回のロペスの暫定王座剥奪はその愚を回避するための強行措置ともみられている。