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17日に米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われたゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)対デビッド・レミュー(26=カナダ)の世界ミドル級王座統一戦は、米国ではHBOテレビのペイ・パー・ビュー(PPV)で放送されたが、その契約件数は約15万件に留まった。
ゲンナディ・ゴロフキン
イベントの主催者でもあるゴロフキン側のK2プロモーションズ、トム・ローフラー氏がメディアに明かしたもので、目標としていた20万件には届かなかった。1件あたり約45ドル(約5400円)の視聴料だったため、PPVの総売り上げは800万ドル(約9億6000万円)だった。同じ時間帯にフットボールの試合が放送されたことなども響いたようだ。しかし、MSGは2万人超の観衆でチケットは売り切れ状態となり、入場料収入だけで200万ドル(約2億4000万円)に上ったという。ちなみにゴロフキンの報酬は200万ドル(約2億4000万円)で、これにカザフスタン政府からの多額の報酬が上乗せされることになる。レミューは150万ドル(約1億8000万円)、セミに出場したローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)は25万ドル(約3000万円)、ブライアン・ビロリア(比/米)は10万ドル(約1200万円)と報告されている。