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世界ミドル級王座統一戦は17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われる。試合を3日後に控えた14日、WBAスーパー王座とWBC暫定王座を持つゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)とIBF王者デビッド・レミュー(26=カナダ)が会見に臨んだ。
※ゴロフキン対レミュー、ダブルメインのローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)対ブライアン・ビロリア(比/米)のWBC世界フライ級タイトルマッチは18日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
※ゴロフキン対レミュー、ダブルメインのローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)対ブライアン・ビロリア(比/米)のWBC世界フライ級タイトルマッチは18日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。
ゴロフキンは過去に3度、MSGで戦っているが、そのうちの2度はサブ・アリーナの通称「ザ・シアター」での試合だった。2万人超の集客力を持つメインアリーナでの試合は、ダニエル・ギールに3回TKO勝ちを収めた昨年7月のV11戦以来2度目となる。リングの中では無慈悲なゴロフキンだが、普段は温厚な紳士として知られている。会見でも相手を挑発したり罵倒したりすることは皆無だ。この日も「ここに再び来ることができて嬉しい。ここは第二のホームみたいなもの。統一戦、そしてペイ・パー・ビュー……すごくエキサイティングな気分だ」と、心境を明かすに留めた。これに対し7歳若いIBF王者は「歴史をつくるためにここにいる。MSGから手ぶらで帰らないために必死にトレーニングしてきた。ゴロフキンが『相手が乱打戦を望むのなら乱打戦をする。フルラウンドを戦うつもりならフルランドを戦うし、KOを望むのならKOで終わらせる』と言っていると聞いた。相手が望むことは私の希望でもある。さあ、どちらが強いのか決めよう」と、高揚した様子だった。
統一とともにWBA王座の15連続KO防衛、WBC暫定王座3度目の防衛を狙うゴロフキンは33戦全勝(30KO)。今年6月に獲得したIBF王座の初防衛戦となるレミューは36戦34勝(31KO)2敗。オッズは12対1でゴロフキン有利と出ている。