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6階級制覇の実績を持つマニー・パッキャオ(36=比)は、5月2日のフロイド・メイウェザー(38=米)戦後、痛めていた右肩の手術をしたが、順調に回復している模様だ。復帰戦に関してトップランク社のボブ・アラム・プロモーターは「2月か3月になるだろう」と話している。
マニー・パッキャオ
パッキャオはメイウェザーに判定で敗れたあとで「試合前から右肩を痛めていた」と明かし、手術に踏み切った。そのため試合から遠ざかることになったが、年内にはトレーニングを開始できる見通しという。復帰戦についてアラム氏は「2月か3月、遅くとも4月2週目までには試合ができるはず。開催地はマカオ(中国)ではなくラスベガス(米国)になるだろう」とメディアに明かしている。パッキャオは来年5月9日投票のフィリピン国政選挙を控えているため、
4月の2周目以降は都合が悪いという事情がある。復帰戦の相手としてはアミール・カーン(英)、ルーカス・マティセ(亜)、テレンス・クロフォード(米)、ケル・ブルック(英)、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)らの名前が挙がっているが、現時点では白紙状態といえる。パッキャオのアドバイザーを務めるマイケル・コンツ氏は「カーンがベストの相手だと思う。次がブルック」と英国勢を推しているが、カーンはアラム氏と犬猿の仲でもあるアル・ヘイモン氏と契約していることが大きなネックになりそうだ。