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5月にイフゲニー・グラドビッチ(29=露/米)を8回負傷判定で下してIBF世界フェザー級王者になったリー・セルビー(28=英)は10月14日、米国アリゾナ州グレンデールで元世界3階級制覇王者フェルナンド・モンティエル(36=メキシコ)を相手に初防衛戦を予定している。この試合を前にセルビーは「イージーな防衛戦はしたくない。私はベストになることを目指している」と話している。
リー・セルビー
セルビーは初防衛戦を前にアル・ヘイモン氏と契約を交わした。さらに米国ロサンゼルスのワイルド・カードジムでフレディ・ローチ・トレーナーの指導を受け、これらが大きな刺激になっている様子だ。「それらが私に有益だったということを試合で示したい」と意気込んでいる。そして「米国で有名な選手たちと戦い、いい結果を残せば人生を変えられるはず。私はまだまだハングリーなんだ」と加えている。「私はいつもジムにいるので、社会との関係を絶っているようなもの。世界王者になってから買ったものといえば大きなネックレスぐらいだが、それすらも身につけてはいないよ」と、ボクシング一筋の生活であることを強調している。セルビーは22戦21勝(8KO)1敗、4階級制覇を狙うモンティエルは60戦54勝(39KO)4敗2分。オッズは19対1の大差でセルビー有利と出ており、モンティエルの勝利には14.5倍の配当がついている。