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ミドル級のWBAスーパー王者にしてWBC暫定王者のゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)と、IBF王者デビッド・レミュー(26=カナダ)の統一戦が10月17日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われることになった。25日、両陣営が発表した。
ゴロフキンの次戦は9月に計画されていたが、フロイド・メイウェザー(米)からは早々に対戦拒否され、WBC世界ミドル級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)とサウル・アルバレス(メキシコ)は11月に直接対決するため、彼らとの試合は先送りとなった。スーパーミドル級のカール・フロッチ(英)は引退、アンドレ・ウォード(米)とは条件が合わず、これも見送りに。こうしたなか浮上したのが、6月20日にIBF王座を獲得したレミューだった。ゴロフキンが属するK2プロモーションズとレミューを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズが交渉を重ね、10月17日に対戦することで合意をみたわけだ。14連続KO防衛中のゴロフキンが33戦全勝(30KO)、7歳若いレミューは36戦34勝(31KO)2敗。KO率91%と86%の強打者同士の対決はHBOテレビが課金システムのペイ・パー・ビュー(PPV)で放送を予定している。