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WBOは同団体のスーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(27=米)に対し、昨年6月を最後に正当な理由なく防衛義務を果たしていないとして王座剥奪の勧告をしている。
08年北京五輪に出場したこともあるアンドレイドは13年11月にバーネス・マーティロスヤン(アルメニア/米)との決定戦を制して王座を獲得。昨年6月には初防衛にも成功した。その後、年末にはジャーメル・チャーロ(米)とのV2戦も内定したが、30万ドル(約3720万円)の報酬に難色を示して対戦を拒否。前後してミドル級のWBO王座決定戦に出場する道も探ったが、これも途中で断念。さらに最近ではアンソニー・ムンディン(豪)との防衛戦も浮上したが、実現には至っていない。こうしたなかWBOは13ヵ月も防衛戦を行っていないとして、アンドレイドとバナー・プロモーションズ、スター・ボクシングに対し10日以内に説明義務を果たすよう勧告書を送付していた。王座剥奪は避けられない状況といえそうだ。