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5階級制覇の実績を持つ前WBA世界フェザー級スーパー王者ノニト・ドネア(32=比/米)は18日、中国特別行政区マカオで再起第2戦に臨む。アントニー・セットゥル(28=仏)とのスーパーバンタム級10回戦を前に、ドネアは米国espn.comのインタビューに「相手を軽視してはいない」と答えている。
ノニト・ドネア
ドネアは昨年10月、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に生涯初のTKO負けを喫し、それを機に再びスーパーバンタム級に戻ることを決めた。今年3月には元世界ランカーのウィリアム・プラド(ブラジル)に2回TKOで圧勝、これが再起2戦目となる。セットゥルは23戦20勝(8KO)3敗という戦績を残しているが、世界的な実績には乏しい。しかし、ドネアは「彼は優れた選手だと思う。だから軽視してはいない。試合のカギはどうやって距離を潰すかという点だと思う」と分析している。この試合をクリアすれば、同じ日に英国で防衛戦に臨むWBAスーパーバンタム級王者スコット・クイッグ(英)への挑戦が具体化しそうな気配だが、「ぜひ戦いたい。私にとってもファンにとっても楽しみな一戦だと思う」と話している。