チャガエフは111.5キロ

　WBA世界ヘビー級レギュラー王者ルスラン・チャガエフ(36=ウズベキスタン/独)対フランチェスコ・ピアネッタ(30=イタリア/独)のタイトルマッチ12回戦は11日(日本時間12日)、ドイツのマグデブルグで開催される。試合前日の10日、両選手が計量に臨んだ。

　戴冠から1年、やっと初防衛戦のリングに立つことになったチャガエフは、昨年7月のフレス・オケンド(プエルトリコ/米)との王座決定戦とほぼ同じ246ポンド(約111.5キロ)だった。身長180センチの王者よりも16センチ勝るピアネッタは242.5ポンド(約109.9キロ)だった。戦績はサウスポーのチャガエフが36戦33勝(20KO)2敗1分、ピアネッタが33戦31勝(17KO)1敗1分。ピアネッタが勝てば、「動くアルプス」と呼ばれたプリモ・カルネラ以来80年ぶりにイタリア出身の世界ヘビー級王者が誕生することになる。オッズは7対4でチャガエフ有利と出ている。