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WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(29=米)は13日、米国アラバマ州バーミンガムで同級7位のエリック・モリナ(33=米)を相手に初防衛戦を行ったが、この試合のテレビ視聴件数は平均67万8000件に留まった。
デオンタイ・ワイルダー
ワイルダー対モリナはチケットが売り切れになり、9347人の観衆を集めて行われた。試合はケーブルテレビ、ショータイムの「チャンピオンシップ・ボクシング」の枠で放送された。ワイルダーの地元での試合、4度のダウンを奪ったすえの9回KO勝ちと好材料が揃ったかと思われたが、意外にも視聴件数は伸びなかった。ニールセン・メディア・リサーチのデータによると、平均で67万8000件、ピーク時でも75万5000件だったという。1月の戴冠試合、対バーメイン・スティバーン(ハイチ/カナダ/米)戦が124万件だったことを考えると、厳しい数字といわざるを得ない。
また、同じ日にショータイムのライバル局、HBOテレビは「アフターダーク」の枠でニコラス・ウォータース(ジャマイカ)対ミゲール・マリアガ(コロンビア)のWBA世界フェザー級タイトルマッチを放送。こちらは平均で58万8000件だったと報告されている。
さらに同枠で放送されたセミ扱いのライト級ホープ、フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)対イバン・ナジェラ(米)の試合は平均で61万1000件、ピークには65万5000件を記録した。