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前WBA、IBF世界スーパーミドル級王者カール・フロッチ(37=英)は、注目される進退について6月前半に明らかにすると話している。期待されるゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)との対戦は実現するのか?
フロッチは昨年5月のジョージ・グローブス(英)戦を最後に実戦から遠ざかっており、今年3月に計画されたフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との試合も自身の負傷でキャンセルした。自ら返上したIBF王座に続いてWBA王座は剥奪されており、現在は無冠の立場に戻っている。英国スカイ・スポーツ・ニュースの取材に対し、フロッチは「私はジャン・パスカル(ハイチ/カナダ)、ミッケル・ケスラー(デンマーク)、アンドレ・ウォード(米)ら常に世界のベストの選手と戦ってきた。ゴロフキン? 恐れてはいないよ。もしも私が再びリングに上がることがあればゴロフキンと戦うよ。彼は素晴らしいファイターで才能にも恵まれているが、私が彼の無敗レコードを止めてみせるよ。でも、それは仮の話だ」とコメントしている。バリー・ハーン・プロモーターは「フロッチがリングに戻る可能性は50-50。戦線復帰する場合はゴロフキンと戦うことになるだろう」と話している。英国で絶大な人気を誇る「コブラ」フロッチと、14連続KO防衛のミドル級の雄ゴロフキン。注目カードは実現するのか。