海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBC世界スーパーフェザー級5位、IBFでは9位にランクされるアドリアン・エストレージャ(23=メキシコ)は16日(日本時間17日)、メキシコのサン・ルイス・ポトシで元フィリピン王者エデン・ソンソナ(26=比)と対戦したが、意外にも2回27秒KO負けを喫した。
三浦隆司(帝拳)の強力なライバルになるかと目されたエストレージャだが、この日はサウスポーのソンソナが振って出た大きな左フックに脅かされた。近い将来の三浦戦を想定して左構えと拳を交えたエストレージャだが、サウスポーとの戦いに慣れていないのかソンソナの強打を浴び、初回からふらつくなど不安定な立ち上がりだった。接近戦に巻き込まれたエストレージャは2回、ソンソナの左フックをよけた直後、右フックの返しをテンプルに食らいダウン。立ち上がることができず10カウントを聞かされた。相手国で世界ランカーを破ったソンソナは42戦34勝(12KO)6敗2分。世界挑戦から大きく後退したエストレージャは23戦22勝(20KO)1敗。