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WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(37=ハイチ/カナダ)は、同じ階級のWBA、IBF、WBO王者セルゲイ・コバレフ(32=露/米)との統一戦に関して、「準備はできている。統一する必要性を感じている」と意気込みをみせている。
セルゲイ・コバレフ
スティーブンソンは4日、カナダのケベックで前WBC世界スーパーミドル級王者サキオ・ビカ(カメルーン/豪)の挑戦を受け、2度のダウンを奪って判定で退けた。試合後、コバレフとの頂上決戦について問われると、「次の試合は(契約を交わしている)アル・ヘイモン氏の判断待ちだが、6月でも7月でも試合ができるよ。統一戦の準備はできている。統一すべきだと思っている」と前向きなコメントを発した。WBCは統一戦を前提としてコバレフをダイヤモンド王者に認定しており、スティーブンソンに対する指名対戦者として推している。コバレフがIBFの指名防衛戦義務を負っているため、互いに一戦を挟んだあと秋に4団体の統一戦という流れになりそうだ。「スーパーマン」の異名を持つサウスポーのスティーブンソンは27戦26勝(21KO)1敗、「クラッシャー(破壊者)」と呼ばれるコバレフは28戦27勝(24KO)1分。ともに13年夏に戴冠後、5度の防衛を果たしている。