元王者バーンズが破産

　英国の「デイリー・メール」は26日、スーパーフェザー級とライト級の元世界王者リッキー・バーンズ(31=英)が約42万ポンド(約7434万円)の負債を抱えて破産したと報じた。

　バーンズはフランク・ウォーレン・プロモーター傘下にある10年9月にWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得。その後、両者間には摩擦が生じたが、バーンズは11年11月にはWBO世界ライト級暫定王座も獲得して2階級制覇を成し遂げた(のちに正王者に昇格)。しかし、バーンズは13年3月に現在のマッチルーム・スポーツに移籍。この際、ウォーレン・プロモーターから「契約が満了していない」として損害賠償の訴訟を起こされた。今回、明らかになった負債は弁護料も含めて41万9888ポンドに上るという。こうしたなかバーンズは5月9日、米国テキサス州サンアントニオでWBC世界ライト級休養王者オマール・フィゲロア(米)と対戦することが決まっている。窮地脱出なるか。