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IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(28=英)は28日に英国シェフィールドで1位の指名挑戦者イオヌット・ダン・イオン(33=ルーマニア/カナダ)の挑戦を受けるが、これをクリアすることを前提に陣営はV2戦を6月に計画している。
ケル・ブルック
ブルックは昨年8月にショーン・ポーター(米)を破って王座を獲得したが、翌月に休養で訪れた地で暴漢に大腿部を刺される大ケガを負った。そのため12月に計画していた初防衛戦を大幅に延ばすことになった。「ジョジョ・ダン」の異称で知られるイオンは36戦34勝(18KO)2敗のサウスポーで侮れない相手だが、オッズは12対1でブルック有利と出ている。こうしたなか陣営は6月13日に英国内で次々戦を計画。相手候補にはWBA同級王者キース・サーマン(米)のほか、元世界4階級制覇王者のファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(米)らの名前が挙がっている。サーマンは渡英の可能性が低いため、マルケスかリオスがブルックの有力対戦候補といえそうだ。