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WBA、IBF世界スーパーミドル級王者カール・フロッチ(37=英)が3日、IBFが強制した指名挑戦者ジェームス・デゲール(29=英)との防衛戦を拒否するかたちで同団体の王座を返上した。
フロッチは3月28日にフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との対戦を望んでいたが、契約間近になって肘を負傷。そのため大一番は見送られることになり、チャベスは4月18日にアンドレイ・フォンファラ(ポーランド/米)との試合に臨むことになった。こうしたなかフロッチはIBFからデゲール戦を要求されていたが、「モチベーション不足」を理由に拒否。このほどの王座返上となった。現在、フロッチにはチャベス戦のほか前WBA、IBF世界ライトヘビー級王者バーナード・ホプキンス(米)との対戦プランも浮上している。
フロッチの返上で空位になったIBF王座は、1位のデゲールと2位のアンドレ・ディレル(米)で決定戦が予定されている。デゲール側は4月25、英国ロンドン開催を主張しているが、ディレル側は返事を保留している。