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実現が期待されている5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(37=米)との頂上決戦に関し、6階級制覇の実績を持つWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(36=比)の陣営は、「こちら側は全面的に合意している。あとは相手側の返答しだい」と話している。
フロイド•メイウェザー
パッキャオと契約を交わしているトップランク社のカール・モレッティ副社長がメディアに明かしたところによると、すでに同陣営はメイウェザーが契約を交わしているショータイムの親会社CBSテレビとも話し合いを持ったという。両者の対決は過去に実現寸前までいって中止になったことがあるが、そのときにクリアできなかった報酬の配分は、メイウェザー6に対しパッキャオ4とする条件を飲んだという。グローブはメイウェザーがグラント社製、パッキャオがレイジェス社製を使用することになる。また、ドーピング検査に関してもメイウェザーが主張するUSADA(united states anti-doping agency)式にパッキャオが同意したという。メイウェザー側が合意すれば、史上最大規模のイベントは5月2日、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われることになりそうだ。すでにオッズは3対1でメイウェザー有利と出ており、パッキャオの勝利には2.75倍の配当がついている。はたしてメイウェザーの判断は――。