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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(31=露/米)と、挑戦者の元WBC同級王者ジャン・パスカル(32=ハイチ/カナダ)が14日、米国ニューヨークで記者会見に臨んだ。両者は3月14日、カナダのモントリオールで対戦することになっている。
セルゲイ・コバレフ
13年8月にWBO王座を獲得したコバレフは、昨年11月にWBAとIBF王者のバーナード・ホプキンス(米)を下して3団体の統一を果たした。5度の世界戦すべてをロシア以外で行っているコバレフは、今度も挑戦者の地元に乗り込むことになる。そんな3団体王者は「私にとっては試合地は問題ではない。本物のチャンピオンはどこででも戦うものだ。私は自分が勝つとは言わない。なぜならボクシングは何が起こるか分からないから」と、貫録さえ漂わせていた。これに対し勝てば一気に三つのベルトが手に入るパスカルは「私が4対1で不利とみられていることは知っている。でも、不利とみられている方がいい」と、闘志を抑えた。戦績はコバレフが27戦26勝(23KO)1分、パスカルは33戦29勝(17KO)2敗1分1無効試合。
セミではビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)対スティーブ・カニンガム(米)のIBF世界ヘビー級挑戦者決定戦が組まれている。
セミではビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)対スティーブ・カニンガム(米)のIBF世界ヘビー級挑戦者決定戦が組まれている。