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2011年の世界選手権決勝で、村田諒太にポイント勝ちを収めたイエフゲン・ヒトロフ(26=ウクライナ)は、9日、カリフォルニア州での8回戦で、モーリス・ルイショーム(37=米)を3回TKOで破り、プロ戦績を8戦全勝(8KO)まで伸ばした。
イエフゲン・ヒトロフ
ロンドン五輪こそ、アンソニー・オゴゴ(イングランド)に際どい判定で敗れたが、「ウクライナの獅子」の異名で期待を集めるヒトロフ。対するモーリスもここまで8勝(4KO)1分と負けなしだったが、2回には自身の強打を活かせる近距離戦に持ち込み、3回には、村田が「内蔵を潰されたかと思った」と振り返るボディブローも打ち込み始めた。この回の序盤に右ストレートが綺麗に入ったところでレフェリーが試合をストップ。試合後にヒトロフは「倒すチャンスを探していたが、KOは狙っていなかった。もう誰とでも戦う準備ができている」と語っている。