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52回目となるWBC(世界ボクシング評議会)の年次総会が14日に開会。17日には17階級の王者に対する指名防衛戦の決定と確認が行われた。
三浦隆司
日本に関係するクラスでは、スーパーフェザー級王者の三浦隆司(帝拳)は11月に指名防衛戦をクリアしたばかりで、次戦は未定となっている。シルバー王者のステファン・スミス(英)と元WBA世界フェザー級暫定王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)が1位決定戦を予定しているが、この勝者が指名挑戦者になるとは限らないとしている。10月に指名挑戦者を退けて7度目の防衛を果たしたバンタム級王者の山中慎介(帝拳)も、来年10月まで指名戦の期限があることが確認された。スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ/帝拳)に対しては、前王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)対ホセ・サルガド(メキシコ)の勝者が指名挑戦権を持つことになった。フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)は9月に王座を獲得、11月に初防衛を果たしたばかり。1位のナワポン・ソールンビサイ(タイ)とエドガル・ソーサ(メキシコ)でゴンサレスに対する挑戦者決定戦を行うことが確認された。また、30日にホルヘ・リナレス(帝拳)対ハビエル・プリエト(メキシコ)のカードでライト級王座決定戦が行われるが、新王者に対してはデジャン・ズラチカニン(モンテネグロ)対ヘンリー・ランディ(米)の勝者が第一挑戦権を持ち、ダニエル・エストラーダ(メキシコ)対ケビン・ミッチェル(英)の勝者が次の優先権を有することになった。