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ミドル級のWBAスーパー王座とWBC暫定王座を保持するゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)が、次戦に向けて米国カリフォルニア州ビッグベアで恒例のトレーニング・キャンプを開始した。ゴロフキンは来年2月21日、モナコのモンテカルロでWBC1位のマーティン・マレー(32=英)の挑戦を受ける。
ゲンナディ・ゴロフキン
ゴロフキンは11月18日に米国カリフォルニア州カーソンで前WBC暫定王者マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)を2回で粉砕、2団体王者となった。ほどなくしてマレー戦が発表されたが、それからは試合地となるモンテカルロ、カザフスタンのアスタナ、英国ロンドン、そしてWBC本部があるメキシコシティで記者会見を開いてきた。14日にラスベガスで開会したWBC総会にも出席するなど多忙を極めたゴロフキンだが、やっと試合に向けて集中できる環境ができたようだ。数年前からコンビを組むアベル・サンチェス・トレーナーらとマレー戦に向けた調整に入るが、1月にはロサンゼルスでも会見が予定されている。新たなスター選手の注目度は急上昇中だ。12度の防衛を含め18連続KO勝ち中のゴロフキンは31戦全勝(28KO)、元WBA暫定王者のマレーは31戦29勝(13KO)1敗1分。オッズは14対1でゴロフキン有利と出ている。