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WBA世界スーパーフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(27=コスタリカ)は12月20日(日本時間21日)、メキシコのカンクンでセルヒオ・トンプソン(31=メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨む。この日、プエルトリコのサンファンでは、バスケスの妻ハンナ・ガブリエル(31)もWBO女子世界スーパーウェルター級王座決定戦のリングに上がる。
ブライアン・バスケス
バスケスとハンナは2年前、バスケスが内山高志(ワタナベ)と対戦する際に来日。当時は夫のバスケスがWBA世界スーパーフェザー級暫定王者で、妻のハンナはWBO女子世界スーパーウェルター級王者だった。カメラマンの要望にふたりで仲睦まじく撮影に応じていたものだ。しかし、大晦日の試合ではバスケスが内山に8回TKO負けを喫してプロ初黒星、暫定王座を失った。2ヵ月後、ふたりは夫婦で同じリングに上がり、バスケスは再起を飾ったが、ハンナは2回TKO負けで世界王座を失っている。ハンナはそれ以来1年10ヵ月ぶりの試合となる。バスケスは昨秋、暫定王座を取り戻し、今回のトンプソン戦が2度目の防衛戦となる。34戦33勝(17KO)1敗、ハンナは15戦13勝(9KO)1敗1分。再び世界王者夫婦としてクリスマスを迎えることができるかどうか。