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IBF世界フライ級挑戦者決定戦、3位のジョンリエル・カシメロ(24=比)対4位のアルマンド・サントス(26=メキシコ)の12回戦は13日(日本時間14日)、メキシコのモンテレーで行われる。試合を翌日に控えた12日、現地で両選手が計量に臨んだ。
カシメロは今年5月、IBF世界ライトフライ級王座4度目の防衛戦を前に計量で失格。試合で1回KO勝ちを収めたあと、正式にフライ級への転向を決めた。計量は112ポンド(約50.8キロ)のフライ級リミットちょうどだった。一方、「コブラ」の異名を持つサントスは111.5ポンド(約50.3キロ)だった。カシメロは22戦20勝(12KO)2敗。10年11月に来日して五十嵐俊幸(帝拳)と対戦して8回判定負けを喫しているサントスは18戦14勝(8KO)3敗1分。現在、IBFのフライ級王座はアムナット・ルエンロエン(タイ)が保持しているが、来年3月8日にゾウ・シミン(中国)を相手に3度目の防衛戦を予定している。カシメロ対サントスの勝者はその次の挑戦権を得るものと思われるが、9月にアムナットに惜敗したマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)も再戦を訴えているだけに、挑戦の順番は流動的といえそうだ。