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12月6日にドイツのオルデンブルグでジョアン・パブロ・エルナンデス(30=キューバ/独)の持つIBF世界クルーザー級王座に挑む元王者オラ・アフォラビ(34=英/米)が、試合に備えて元ロンドン五輪金メダリストのオレクサンドル・ウシク(27=露/ウクライナ)とスパーリングを行うことになった。
オレクサンドル・ウシク
アフォラビは過去に2度、WBOの暫定王者になったが、正王者マルコ・フック(セルビア/独)の壁を破れずに現在に至る。今回はIBFに標的を変えてエルナンデスに挑む。長身サウスポーのエルナンデスとの対戦ということで陣営が白羽の矢を立てたのが同じK2プロモーションズ傘下のウシクだった。アフォラビは米国ロサンゼルスでトレーニングを続けていたが、ウシクのいるキエフ(ウクライナ)に飛んで最終調整を行う予定になっている。「ウシクは技術的にも優れた長身サウスポー。最高のパートナーだと思う。ここでいいスパーができればエルナンデスにも勝てる」と、アフォラビは意気込んでいる。エルナンデスは30戦29勝(14KO)1敗、アフォラビは28戦21勝(10KO)3敗4分。ウシクはプロ転向後5連続KO勝ちを収め、最新のランキングではWBOクルーザー級9位にランクされている。