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WBO世界スーパーバンタム級4位ゾルト・べダック(31=ハンガリー)が12月6日、WBO同級暫定王座決定戦に出場する可能性が出てきた。
WBOのスーパーバンタム級はギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が王座を保持しているが、WBOは暫定王座決定戦を行って勝者がリゴンドーに挑戦する方針を打ち出した。1位のクリス・アバロス(米)と3位のジェシー・マグダレノ(米)はリゴンドー陣営と距離を置くトップランク社の契約選手ということで、現時点では2位のジェネシス・セルバニア(比)の出場が有力視されている。そこに持ってきて4位のべダックが挙手したもので、陣営は12月6日にハンガリーのブダペストで予定しているべダックの試合を暫定王座決定戦として挙行したいとしている。べダックは04年アテネ五輪に出場し、2回戦で敗退したものの初戦ではメキシコ代表のアブネル・マレスにポイント勝ちを収めている。プロ戦績は23戦22勝(8KO)1敗。この1敗は10年5月、当時のWBO世界スーパーバンタム級王者ウィルフレド・バスケス(プエルトリコ)に挑戦して10回TKOで敗れたもの。その後は7戦全勝(3KO)と調子を上げている。