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12月13日に米国ネバダ州ラスベガスで対戦することになった元WBC、IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(27=英)と、元世界2階級制覇王者デボン・アレクサンダー(27=米)が、試合に向けた意気込みを口にしている。
デボン・アレクサンダー
カーンは11年から12年にかけて連敗を喫したが、その後は3連勝を収めて復調。この試合をクリアして来年にはフロイド・メイウェザー(米)とのビッグマッチを熱望している。それだけに、内容のともなった勝利が求められている。「バージル・ハンター・トレーナーの指導を受けるようになって私は変わった。12月13日の試合で勝利を収め、その先に待つ大きな試合に進みたい」と自信をみせている。これに対し、1年前に対戦が決まっていながらカーンの都合でキャンセルされた経験を持つアレクサンダーは「カーンがどんな策を用いようと問題はない。こちらはやることをやるだけ。12月13日の卒業パーティーにようこそ!」とライバルを挑発した。戦績はカーンが32戦29勝(19KO)3敗、サウスポーのアレクサンダーは28戦26勝(14KO)2敗。前座のウェルター級10回戦に出場する元WBC世界ウェルター級王者ビクター・オルティス(米)も、自信に満ちたコメントを発している。「リングに戻ることに興奮している。浮き沈みがあったとしても、私はいまここにいる。戦いに向けた準備はできている」。対戦相手は近日中に発表される予定だ。