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WBCインターナショナル・ライト級シルバー王座をかけた12回戦、王者ネリー・サギラン(26=メキシコ)対坂井祥記(23)戦は1日(日本時間2日)、メキシコシティで行われた。
坂井は判定で王座獲得ならず
酒井は初回に左ジャブを多用して上々のスタートを切ったが、2回からはサギランが接近戦に持ち込み、コンビネーションを決めて主導権を奪った。酒井は接近戦になると手が出ず、厳しい状況に追い込まれる。坂井は4回に距離をキープしてひと息ついたが、今度はスピードの差が出て後手に回ることになる。手数でも勝るサギランは中盤を支配。終盤に入っても坂井は挽回することができず、ポイントを失っていった。軍配は大差でサギランに挙がった。今年7月、岡田誠一(大橋)に8回TKO勝ちで獲得したシルバー王座の初防衛に成功したサギランは36戦31勝(11KO)4敗1分。兵庫県生まれで19歳のときにメキシコでプロデビューした坂井は22戦17勝(11KO)5敗。このうちニカラグアで1試合を行った以外はすべてメキシコで戦っている。
初防衛に成功したサギラン