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決戦を翌日に控え、WBO世界バンタム級王者の亀田和毅(23)と暫定王者アレハンドロ・エルナンデス(28=メキシコ)が31日(日本時間1日)、公式計量に臨んだ。昨年8月の戴冠以来、これが3度目の防衛戦となる和毅は117.5ポンド(約53.2キロ)、6月に暫定王座王者になったエルナンデスはバンタム級リミットちょうどの118ポンド(約53.5キロ)だった。試合は1日(日本時間2日)、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンで行われる。
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「今までで一番の仕上がり。この試合はビッグマッチへのステップ。明日の試合では自分が最強のチャンピオンであることを証明します。そして全世界に『TOMOKI KAMEDA』をアピールします」とコメントした和毅。
対するエルナンデスは「しっかりと準備をしてきた。私が真のメキシカン。明日は私が勝ちます。そして彼はチャンピオンではなくなります」と強気な態度を崩さなかった。
対するエルナンデスは「しっかりと準備をしてきた。私が真のメキシカン。明日は私が勝ちます。そして彼はチャンピオンではなくなります」と強気な態度を崩さなかった。
試合は日本時間の2日
尚、この試合の模様は全米に生中継されることが、正式に決まった。また、試合が行われるシカゴのイリノイ州ボクシングコミッションルールで、試合当日は現地時間の10時に当日計量が行われ、両者は体重の増加を10ポンド以内に抑える義務がある。
和毅の前回ラスベガスでの試合のファイトマネーが5万ドル、今回のファイトマネーが48万ドルで約10倍にアップしたことも明らかになった。
和毅の前回ラスベガスでの試合のファイトマネーが5万ドル、今回のファイトマネーが48万ドルで約10倍にアップしたことも明らかになった。
興毅もアメリカデビュー
116ポンド契約10回戦に出場する興毅とサラドの計量結果は以下の通り。
■亀田興毅
115.2ポンド
■オマール・サラド(メキシコ)
116ポンド
■亀田興毅
115.2ポンド
■オマール・サラド(メキシコ)
116ポンド
減量もクリアした興毅
この試合に勝ち、次戦で他団体王者との統一戦などのビッグマッチが実現した場合には最低60万ドル以上、場合によっては軽量級では破格の夢の『1ミリオン(100万ドル)』といった話も出ている。全ては明日の結果次第で、和毅が勝てば、来年には本場アメリカでの軽量級トップスターに躍り出る可能性が出てきた。
和毅、興毅ともに、この試合をクリアした後には、大物代理人、アル・ヘイモン氏によるビッグマッチが計画されている中で、明日の試合は、今後の二人を占う上で重要な試合となる。
和毅、興毅ともに、この試合をクリアした後には、大物代理人、アル・ヘイモン氏によるビッグマッチが計画されている中で、明日の試合は、今後の二人を占う上で重要な試合となる。
あとは勝つだけ
なお、メイン格で行われるライトヘビー級10回戦に出場する世界ランカー・アンドレイ・フォンファラ(ポーランド/米)は176ポンド(約79.8キロ)、対戦相手のドウドウ・ヌグンブ(コンゴ民主共和国/仏)は175.5ポンド(約79.6キロ)だった。さらに前座に出場するWBA世界スーパーフェザー級2位のハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)は129.5ポンド(約58.7キロ)、元世界ランカーのアブネル・コット(プエルトリコ)は130.2ポンド(約59.0キロ)だった。イベントはシカゴ在住のフォンファラに因んで「ザ・ホームカミング」と銘打たれている。