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WBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(26=メキシコ)の初防衛戦が20日(日本時間21日)、同級3位のホセ・サルガド(25=メキシコ)を相手にメキシコのシナロア州グアムチルで行われた。
不完全燃焼の結末へ…
△カルロス・クアドラス(メキシコ)
4回負傷引き分け
△ホセ・サルガド(メキシコ)
サルガドからおびただしい血が
クアドラスは今年5月31日、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に8回負傷判定勝ちで王座を獲得。これが初防衛戦だった。初回、クアドラスはショートの連打をサルガドにヒットして上々のスタートを切った。2回、クアドラスは一転して足を使い左ジャブを決めポイントを取る。3回、クアドラスのバッティングでサルガドの鼻から多量の出血がみられる。この回、サルガドの右フックと左フックで王者の腰が落ちるシーンがあった。迎えた4回、偶然のバッティングでサルガドが左目尻をカット。この傷が続行不能と判断され、規定により引き分けとなった。2試合連続で負傷によって試合が途中で終わった。
ドクターストップまでのスコア
クアドラスは31戦30勝(24KO)1分。11月13日に米国ワシントンDCで元WBC世界フライ級王者ソニーボーイ・ハロ(比)を相手に2度目の防衛戦が予定されている。2度目の挑戦も実らなかったサルガドは38戦34勝(27KO)2敗2分。