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前WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(39=亜)が16日、米国ニューヨークの病院で右膝の再検査を受けることになった。この結果によってマルチネスは現役続行か引退かを決めることになりそうだ。
セルヒオ•マルチネス
マルチネスは12年9月のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)戦の最終回にダウンを喫し、その際に右膝を痛めた。手術を経て翌年4月には戦線復帰を果たしたが、勝ったもののマーティン・マレー(英)にダウンを喫するなど芳しい出来ではなかった。その試合で再び膝を痛めたマルチネスは、今度は14ヵ月のブランクをつくることになった。今年6月には復帰戦に臨んだが、ミゲール・コット(プエルトリコ)に4度のダウンを喫して10回TKO負け、王座から陥落した。マルチネスは試合後早々に再起を宣言したが、膝の痛みが引かないためニューヨークで再検査を受けることを決めたようだ。来年2月に40歳になるマルチネスは「もしもドクターがオーケーというのならば現役を続ける。逆にノーという診断ならば引退を選ぶ」と話している。