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ミドル級のWBA世界スーパー王者ゲンナディ・ゴロフキン(32=カザフスタン/独)対WBC暫定王者マルコ・アントニオ・ルビオ(34=メキシコ)の12回戦は10月18日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。この試合には双方の持つ世界王座がかけられることになった。
マルコ•アントニオ•ルビオ
正王者同士の対決の場合は双方の王座がかけられることが多いが、一方が暫定王者の場合は正規王座のみがかけられることがほとんどだった。しかし、今回はWBCの正規王者ミゲール・コット(プエルトリコ)との対戦も見据えているゴロフキン側がWBCの暫定王座にも興味を示していると伝えられる。今回の試合に勝てば自身がルビオに変わってコットに対して指名挑戦権を持つことになるからだ。
しかし、そのコットは来春にサウル・アルバレス(メキシコ)との対戦を計画中で、ゴロフキン戦には興味を示していないと伝えられる。スター選手が集うウェルター級〜ミドル級は、こうしたリング外の駆け引きも熾烈になってきた。